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年齢別最低賃金
労働組合による賃上げ交渉の際、要求されるもので、生活給としての報酬を維持する観点から年齢別に最低賃金を使用者に保証させる目的で設定されるもの。
5歳きざみの年齢で要求されることが一般的である。産業別の要求、企業別の要求などがあるが、使用者側としては、要求を認めると能力主義賃金化への障害が生じる。近年の能力主義へのシフト(年功的要素の排除、ベアの廃止等)によって、年齢に相関を持った賃金が縮小傾向にあり、年齢別最低賃金の意味合いも薄まりつつある。
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