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モチベーション

モチベーション Motivation

  • モチベーションとは、人が一定の方向や目標に向かって行動し、それを維持する働きを意味し、「動機づけ」「やる気」とも呼ばれ、人間の行動がいかにして始動し・方向づけられ・維持され・停止していくのか、そしてこれらが進行する過程でどのような反応が人間有機体の内部に生起するのか、を説明するために考えられた概念である。
  • モチベーションは、「外発的動機付け」「内発的動機付け」からなる。外発的動機づけは、「誘因」によって行動を起こさせるものであり、内発的動機づけは「動因」により、モチベーションアップを目指すものである。
  • ハーズバーグは、企業におけるこの動因と誘因を具体的に研究し、さまざまな企業・職種の社員から、仕事中に極度の満足・不満を覚えたとき、どのようなことが起きたかについて質問し、その要因を抽出し「動機づけ衛生理論」として発表した。
  • 満足を引き起こしたものとして、達成・他者からの評価・仕事の内容への満足感・責任・昇進・進歩・個人的な成長などが上げられた(動機付け要因)。
  • 逆に不満を招いた要因には、企業の施策と管理・監督・対人関係・作業条件・給与・福利厚生・雇用の保証などが上げられた(衛生要因)。衛生要因は満たされないことで不満を引き起こすが、満足度を高めるものではない。
  • 従っていくら衛生要因に配慮してもモチベーション向上にはつながらず、動機づけ要因を高めることは必要になる。

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