瞬時に自分のアイデアを売り込むためには?

2014年12月03日

ある朝、あなたは会社でエレベータに乗ろうとしたところ、同じエレベータに新規事業開発を担当する役員が乗っていました。 以前から考えていた新規事業に対するアイデアがあったあなたは、「チャンスだ!」と思い、そのアイデアを居合わせた役員に伝えたいと考えました。 あなたがエレベータに乗ったのは10階、1階まで30秒程度しかありません。

アイデアを伝える方法として妥当なものはどれでしょうか?

1

他の人の迷惑にならない、あるいは他の人に内容を聞かれないように、小声で「アイデア」の内容をすべて伝えること

2

自分が言いたいことを相手が興味を持つように要約し、次回の提案の時間をもらうこと

3

エレベータに乗る際、あるいは降りる際に、適切なマナーで対応して好印象を与え、提案の機会を得ること

4

エレベータ内で他の乗客に内容が悟られないように、ジェスチャーで「アイデア」を伝えること

A
2
自分が言いたいことを相手が興味を持つように要約し、次回の提案の時間をもらうこと

エレベータに居合わせている30秒程度の間に、報告事項・アイデアなどを簡潔に伝えることを、「エレベータ・トーク」といいます。
元々は、シリコンバレーの起業家が、投資家に自分のアイデアを売り込むために、エレベータに乗っている短時間でアイデアを伝えたことに由来しています。 何千というビジネスプランの中から、投資家が投資を実行するのは1つか、2つです。また忙しい投資家にプレゼンテーションの時間を取って頂くことも、そう簡単な事ではありません。30秒程度の短時間で、自らのアイデアを端的にプレゼンテーションし、投資家の気を引くことが出来なければ、投資は検討してもらうことはできないわけです。
これは起業家だけに限ったものではなく、ビジネスパーソンにおいても同じことが言えます。つまり、30秒程度の短時間で、自社の商品やサービス、また企画をプレゼンテーションできるビジネスパーソンは”選ばれる”また”気になる”ビジネスパーソンであると言えるでしょう。

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