既存システムを見直してコストカットを実現!
社員の意識改革にも期待しています。
株式会社ノースオブジェクト
管理本部 システム企画室
砂坂 賢秀 様
管理本部 人事労務グループ
高橋 典子 様
事業内容
婦人衣料品及び雑貨の企画、卸売、直営アパレル店舗、ベーカリー、飲食店の運営
導入事例概要
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1.導入課題ランニングコストに見合った活用ができていなかった。
2.選定の理由人事業務の工数削減につながる機能が充実していた。
3.導入効果情報を見つける作業も、集める作業も楽になった。
4.今後の展望自分の情報は自分で管理するという意識改革。
導入したサービスの特徴
HRオートメーションシステム sai*reco(サイレコ)
●人事の定型業務を自動化しペーパーレス化と時間削減に貢献
●属人的な情報管理体制の解消
●自社制度に合わせて評価シートをカスタマイズ設計
●評価プロセスを自動化し、情報収集・管理の効率アップ
ランニングコストに見合った活用ができていなかった。
“- 今回、ノースオブジェクト様にはHRオートメーションシステム「sai*reco」(以下、サイレコ)を導入させていただきました。導入を検討するようになった経緯について教えてください。
きっかけは、おおきく2つありました。一つは、社内の“人事”業務を、より明確にしていこうというタイミングだったこと。もう一つは、既存システムの導入を担当した社員が退職していて、ほとんど活用できていない状態だったことです。
そこで、システム機能の見直しやランニングコストの洗い出しをおこなったところ、コストに見合った使い方ができていないことがわかり、システム移行の検討を始めました。
人事業務の工数削減につながる機能が充実していた。
“- さまざまなツールの中からサイレコに決めた理由を教えてください。
システムを見直した結果、まず勤怠管理システムKING OF TIMEを導入することを決めました。そこでKING OF TIMEと連携できる人事管理システムを探していたところ、連携実績の多いサイレコを知ったのです。
サイレコは、人事担当者の工数削減につながる機能が充実していて、ランニングコストも以前のシステムより安価なのが魅力でした。実際にデモンストレーションを試して、できること、できないことを確認したうえで、これなら導入する価値があると思い導入を決めました。
情報を見つける作業も、集める作業も楽になった。
“- 導入・初期設定の段階で、特にこだわった点はありましたか。
評価機能の設定にこだわりました。これまでの評価はExcelシートでおこなっていたのですが、システム移行をするにあたり、社員が混乱しないよう、ほぼオーダーメイドで調整を繰り返し完成させました。アクティブ アンド カンパニーの担当者の方にも丁寧にサポートしていただき、スムーズに移行できる形を整えることができて安心しています。
実際の運用はこれからですが、今まで各部署でバラバラだった運用フローも統一できるようになると思います。
- サイレコ導入後、どのような変化や効果を感じていらっしゃいますか?
担当者としては、人事情報に基準日を設けることで、過去をさかのぼりやすくなったことが大きな変化です。たとえばある従業員の一つ前の住所を確認したいとき、履歴をさかのぼればすぐに情報を取り出せます。おかげで人に紐づいた情報を見つけやすくなりました。
また、離れた拠点からの申請作業もメールでやりとりする必要がなくなり、サイレコ上のワークフローで完結できるようになりました。これまでは人事担当者が手入力で管理していたので、そういう工数削減の効果も今度さらに実感できるのではと期待しています。
自分の情報は自分で管理するという意識改革。
“- 社員の皆さんにどのようにサイレコを使っていただきたいですか。
実は、担当者の工数が削減されることと同じくらい、社員一人一人の意識改革にも期待しています。今まではどうしても「人事に任せておけば大丈夫」という雰囲気があり、情報に抜け漏れがあったり、口頭で変更を頼まれることもあったりしました。
ですが昨今のコロナ禍で経験したように、いつどのような出勤体制になるかわかりません。実際に、従業員の緊急連絡先が古いままになっていて、連絡がつかず困ったという経験もありました。
今後はより、「自分たちの情報は自分たちで正しく管理する」という個人の意識が、重要になってくると思います。そのためにも、サイレコをとおして自分の情報に触れる機会を増やすことで、社員の意識にも変化が起きることを期待しています。
- 今後、サイレコをどのように活用していきたいとお考えでしょうか。
今回サイレコを導入したことで、社内の「人」に関する情報の出発点が整ったので、ここを起点に勤怠や給与、会計などと連携できる体制を整えていきたいと思います。そうして、人に関する情報資産の蓄積場所としてサイレコを活用していくことが目標です。
また、評価制度や運用なども見直して、より社員の能力が評価されやすい体制づくりにも力を入れていきたいと思います