組織づくりの重要性を痛感。
LITAらしい言葉で制度をつくり、より強い組織になりました。

株式会社LITA

CEO PRプロデューサー 

笹木 郁乃 様

事業内容
 PRプロフェッショナル支援、PR広報スクール運営

導入事例概要

      1.導入課題人事制度と社風とのミスマッチで社内の雰囲気が変わってしまった。   2.選定の理由課題をくみ取り的確な道順を示してもらえた。   3.選定の理由あらゆるケースに応えられる豊富な実績に驚いた。   4.導入効果マネジメントのぶれがなくなり、組織体制が整ってきた。   5.今後の展望人事制度が会社を前進させる力になる。
            

人事制度と社風とのミスマッチで社内の雰囲気が変わってしまった。

- 今回LITA様には、人事制度の改定と、それにともなうミッション・ビジョン・バリュー(以下、MVV)の言語化などをお手伝いさせていただきました。以前は、どのような課題を抱いていたのでしょうか。

もともと導入していた人事制度にミスマッチを感じていました。特に、評価制度に関しては成果や数字のみを評価するもので、目標が未達だと報酬が下がる設計になっていたため、チャレンジすることが怖くなったり、社員に不安を抱かせたりする形になってしまいました。気付けば、アットホームな雰囲気だった職場にギスギス感が生まれていたのです。

 

制度そのものが悪かったわけではなく、LITAの社風に合わないものを取り入れてしまったことが問題だったと感じています。私が代表としてどういう会社をつくりたいのか、どういう人材を求めているのか、社内への共有が足りていなかったことも反省点です。人事制度の影響がどれほど大きいものか、痛感させられた経験でした。

            

課題をくみ取り的確な道順を示してもらえた。

- 組織づくりの課題が浮き彫りになったのですね。アクティブ アンド カンパニーへご依頼いただいた経緯を教えていただけますか。

いったん歩みを止めて足元の組織を固めたい。そう思っていたときに、アクティブ アンド カンパニーの大野社長に相談する機会がありました。大野社長は当社の現状を親身に聞いてくださり、MVVの言語化や中間管理職の育成など、当時のLITAに必要な道順を的確に示してくださったのです。そこで、信頼して制度の改定をお願いしようと思いました。

 

後日、担当コンサルタントの方と具体的な話を進めていくことになったのですが、ツールを作って終わりではなく導入後のことまで考えてくださる姿勢に、さらに信頼感が増しました。

導入したサービス

人事制度の構築、MVVの策定、リーダー研修

特徴

    ●その企業らしさを尊重したMVVやあるべき人材像などの言語化

    ●制度導入後の運用のしやすさ、浸透までを考えた設計

    ●社員のモチベーションアップにつながる報酬制度

    ●人材育成に活用しやすい細かな等級定義

            

あらゆるケースに応えられる豊富な実績に驚いた。

- プロジェクトを進める中で、印象に残っていることや、こだわった点はありましたか。

プロジェクトは、管理職を巻き込むチーム編成で進めました。チームメンバーにとっては、会社の未来を自分事として考える機会につながり、結果的に中間管理職の育成になったと感じます。ただ、一番社内が混沌としていた時期だったので、メンバーの入れ替わりも少なくありませんでした。そんな中でもメンバーで話し合いを重ね、LITAが目指す姿、あるべき人材像などを言語化していきました。

 

こだわった点は、ありきたりな言葉ではなく、LITAらしい言葉で表現したことです。特に、MVVに盛り込んだ“熱狂しているプロ集団”などは、LITAらしいと感じています。最後まで妥協せず、役職定義も一つずつ明文化していきました。制度に関しては、社員がもっとチャレンジできる社風になるような仕組みを意識しました。新たな試みには試行錯誤する期間が必要です。すぐに結果が出なくても、その過程をしっかり評価してチャレンジする人を応援していきたいと考えています。

 

私自身が人事に明るくなかったこともあり、プロジェクトを通して学ぶことばかりで、アクティブ アンド カンパニーさんとの定期ミーティングの際には、壁打ちのようにいろいろと質問しました。驚いたのは、我々が何を質問しても、「それなら実際にこういう事例があり、そのときはこういうふうに対応しました」といった具体的な話が出てくることです。まるで四次元ポケットから何でも取り出せるドラえもんみたいだねと、メンバー同士で感心していました。最後まで我々の想いに向き合い、豊富な実績とともに伴走してくださったアクティブ アンド カンパニーさんの存在はとても心強かったです。

            

マネジメントのぶれがなくなり、組織体制が整ってきた。

- 制度改定後、どのような変化や効果を感じていらっしゃいますか。

あるべき人材像や役職定義を細かく言語化したことで、管理職が部下をマネジメントする際の軸がぶれなくなりました。社内共通の目標意識の下、その人に足りていないところや逆に評価できるところをアドバイスできているようです。制度がツールとしてきちんと機能し始めているのを感じます。

 

また、会社に貢献している社員を的確に昇格させられるようになり、若手の部長クラスだけでなくはじめての執行役員も誕生しました。新たなメンバーも増え、今は組織体制が整ってきた安堵感があります。

            

人事制度が会社を前進させる力になる。

- 新人事制度の運用が始まったLITA様の、今後の目標を教えてください。

LITAは今、上場を目指しています。そして、その先には「PRの力で社会課題を解決する日本一の会社になる」という目標があります。現在、ありがたいことにPRのご依頼を多く受けていて、新規案件は6カ月以上お待ちいただいている状態です。一方で、運営しているPR塾には全国各地からPRを学びたいという方が集まってくれています。塾生の約半分は子育て中の女性で、自宅にいながらPRの仕事に従事し、報酬を得ている方が大勢いらっしゃいます。そんな働き方を目指す全国各地の方と、PRの力を必要としている企業をつなぐことがLITAの役目です。

 

今、こうして会社が前進できているのは、人事制度改定プロジェクトによって、私自身、そして会社そのものが強くなったからだと思います。今後も会社の成長に合わせてブラッシュアップは必要になると思いますが、今回アクティブ アンド カンパニーさんとつくり上げた人事制度やMVVなどが、基盤になってくれるはずです。

- 嬉しいお言葉をありがとうございます。今後も伴走させていただければ幸いです。

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