ビジネスマナーの本質的な
理解・習得を通し、
社会人としての第一歩を踏み出す
株式会社インテージ
経営推進部 人事戦略グループ マネージャー
塩野谷 豊 様
事業内容
マーケティング・リサーチ、データ解析、デジタルマーケティング
導入事例概要
- 導入した背景を教えてください
当社の社名である「インテージ」とは、21世紀を「知の時代=Intelligence Age」と規定し、その新しい時代を切り開く大いなる志を込めてインテージと致しました。2013年には持ち株会社制の移行に伴い、インテージホールディングスより事業を継承し、新生インテージが誕生しました。
私たちはお客様のビジネス上の問題・課題を解決するために、総合的なマーケティングの理解力を背景に、リサーチ技術、システム化技術、業界・業務知識、コンサルティング力などの専門性を融合し、インテリジェンス(意思決定に役立つ情報)の提供を行っています。経験や机上の空論ではなく、常に事実(ファクト)を基にしたコンサルティングを行い、数多くの企業の発展を支援しています。近年は生活者の購買動線の変化に対応するために、新たに「循環型マーケティング」という理論をベースとしたソリューションの提供にも取り組んでいます。
また、海外での展開を活発に進めていることから、グローバル人財の確保・育成が急務となっており、その一環として海外大学を卒業した日本人学生の採用にも力を入れています。 しかし、短い者でも4年間、日本とは違う文化圏で生活をしてきたため、国内大学出身者(既存社員及び新入社員)にとっては「当たり前」であることも、彼らにとっては「未知との遭遇」であり、国内大学出身者と海外大学出身者の間で意識の差が生じていました。特にビジネスマナーに関しては海外大学出身者が苦手としていることが多く、既存社員も含めビジネスマナーを苦手としている社員への対策が進んでいませんでした。
そのような問題の解決策を模索している時に、アクティブ アンド カンパニ-の存在を知り、前述の問題を解決する提案を頂けたので、支援をお願いするに至りました。
- 導入したサービスの詳細を教えてください
新入社員研修の一環として、『前に出る力』強化プログラム、規範心得力育成プログラム、自己打開力育成プログラムの3つの施策を導入しました。
- サービスを導入した感想はいかがですか
講師より「皆さんのレベルはこの程度ですか?他社と比べるとレベルが低いですよ。」という言葉がスイッチとなり、新入社員は目の色を変えて研修に真剣に取り組んでいました。また、自己打開力育成プログラムでは、顧客役講師への提案に同席することで、新入社員のビジネスマナーに対する理解度・習得度の把握に加え、メモの取り方、コミュニケーションの取り方、チームワームの取り方など別の課題を見つけることもできました。
今後は研修実施後の一過性の効果で終わらせず、学んだスキルを継続的に取り組ませる仕掛けを考えていくことが課題です。現場配属後はOJTが中心にはなりますが、新入社員の成長ぶりを追いかけ、一人前のビジネスパーソンとして活躍できるよう引き続き支援していきたいと考えています。