あ行

アンカリング効果

認知バイアス(偏りや歪みを意味し、転じて偏見や先入観という意味)の一種である。
物事の交渉、売買の判断をする際に、初期判断条件として始めに印象に残った数字(値段)や物(品質・量)が、その後の判断全体にまで影響を及ぼす心理の傾向を指す。
アンカーとは、不確実な事象を予測する時に特定の特徴や情報の断片をあまりに重視することを指し、最終的な決断、結論までアンカーを過度に注目、意識してしまい決定される事象のことをいう。
「アンカリング」名前の由来は、海上や水上で停めておいた船が潮の流れや水の流れで流されたときでも、アンカーを手繰っていけば、もとの場所に戻れることから、船舶のアンカリングから来ていると言われている。
アンカリング効果の例えば、卵を買おうとしている人がいたとする。彼は、産地と値段だけに注目して、卵を買う際の判断基準としており、賞味期限や消費期限を卵の良否条件として考えない。これはアンカリング効果が働いているといえる。

お役立ち資料|エンゲージメントの向上で企業価値を最大化!ジョブ型人事制度から見るエンゲージメントの重要性

内容概要

コロナウイルスの流行や多様な働き方が広がる中で、テレワークを導入する企業様が非常に増えています。それに伴い、タスクや役割の範囲を明確にして管理する、いわゆる「ジョブ型人事制度」の推進が加速してい...

詳細内容を見る

お問い合わせ

資料請求‧お電話など各種お問い合わせは下記よりお気軽にご相談ください。

03-6231-9505

平⽇ 9:00 - 18:00(⼟⽇祝⽇を除く)