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第二新卒

  • 第二新卒とは、新卒入社1年目から3年目の25歳以下の若手社員で、退職を希望している者、あるいは、退職し就職先を探している者で、新卒者とほぼ同じ条件で採用される者のことある。
  • 雇用制度の変化に伴い労働者の意識も変化し、転職することに抵抗を持たない人材が増えた。厚生労働省の調査によると新卒入社の約3割が3年以内に退職(退職理由は「雇用のミスマッチ」参照)している。
  • 新卒ではないが、キャリアと呼べる実務経験もなく、これらの背景から、第二新卒という言葉が生まれたと言われている。
  • 第二新卒を採用する側のメリットして、新入社員研修等を受けているためビジネスマナー等が身についている、特定の企業文化の影響をまだ受けていない、個々の成長の可能性、ポテンシャルなどが挙げられる。
  • 一方、デメリットとしては、強い意志を持っていない人材は、またすぐに辞める可能性もあり、面接の段階で第二新卒の意思や志を見極めることが必要とさ一定レベルの難度がある。
  • 第二新卒側にとってのメリットとして、2007年以降の団塊世代の大量退職に伴う世代交代が進む中、企業が少子化による若年層労働者の減少を見据え優秀な若手の人材確保に本腰入れている背景もあり、キャリアチェンジを実現する機会が豊富な時期が存在する。従って、自分が本当にやりたい仕事に就ける、前職場より労働条件や待遇が良くなるなどの可能性も広がっている。
  • 一方、デメリットとして転職癖がついたり、「またすぐやめるのでは」と見られる可能性もある。

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