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期末効果
- 人事評価時に評価者が陥りやすいエラーで、評価期間全ての事象(業績や態度、行動等)を評価の対象にするのではなく、期末(評価結果が評価を実施するタイミングに近い時点)の事象が強く印象に残り、評価結果に影響する傾向を指す。
- 評価対象期間が半年、一年など長期になる場合に起こりやすい。原因としては、被評価者を評価するための情報が少なすぎるため(適切に評価出来なくて)に、直近の事象をもって評価してしまうことなどが考えられる。
- 期末効果は、人事評価時における正当な評価との乖離を意味し、人事評価時に評価者が留意する事項の一つとして捉えられている。
- 期末効果の予防策としては、部下の行動や実績に関する事象を、日ごろから書き溜められるチェックツールを作成し、活用することである。また、半年、1年の長期間の評価期間の間に、中間評価を挟み刻むことで事実に即した評価を図ることなどが考えられる。
- 尚、類似する効果で直近効果が存在する。
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