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AIO(エーアイオー)
Activities(活動)、Interest(興味)、Opinions(意見)の頭文字の略。
AIOは、消費者の価値観やライフスタイルを分析する方法の1つであり、主にマーケティング領域で用いられる。
消費者がどのような活動(Activities)を行い、どのような興味(Interest)を持ち、どのような意見(Opinions)をもっているかを、3つの軸と以下のようなカテゴリー(※)に分類する。
分類されたカテゴリーに対して、被験者に口頭などで質問を行うことでデータを収集し、その結果から消費者の価値感やライフスタイルを分析する。
元々、どのような価値感やライフスタイルの形態が存在し、消費者が何に依存して行動を行うか分析する手法が見出せていなかった中で、それを研究し発表したのがWells, William D., and Douglas J.Tigert(1971)のAIO分析である。
しかし、この分析は、統一された概念として整備されておらず、また相関関係で分析するのか、定量的に分析するのか等分析手順が確立されていない。
そのため調査者によって導きだされる分析結果に差がでてしまい、一般性に欠ける欠点をもっている。
したがって、AIO分析に代わり他の分析方法(LOV、VALS)などを使用するケースもある。
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