全世界のビジネスパーソンに聞いた!求めるリーダーの資質とは?
2016年07月20日組織をまとめていく上で、リーダーにとって部下から「信頼感を得る」ことは、必要な要素の1つであると考えられています。
しかしながら、知らず知らずのうちにリーダーとして「信頼感を得られない」行為を行っていることがあります。
さて、次のうち、リーダーとして「信頼感を得られない行為」と考えられるものはどれでしょうか?
価値観を共有しようと努める
部下の意見をまったく考慮せず、組織をまとめようとする
部下の能力を向上させようとさまざまな施策を講じる
組織の進むべき方向性を部下に分かるように明確に示す
リーダーに求められる資質には、様々な理論があり、また研究が進められています。リーダーに求められる資質には、諸説色々ありますが、少なくとも、部下の考えや意見に耳を傾ける、または、部下を育成しようとする意識が必要であると言えるでしょう。
過去に実施したある調査によると、「組織内のリーダーのどのような行動に、メンバは信頼感を抱くか」の結果では、以下の6項目に分類されました。
1.自らの本質を見極めること
自らの本質を見極めようとすれば、自分の価値観をはっきり認識する必要があり、自分の価値観を明確に把握している
2.メンバとその考え方の違いを感謝すること
十人十色のメンバのニーズや価値観の違いを理解し受け入れ、その「ありがたさ」を感じる
3.共通の価値観を確立すること
組織として能力を発揮するには、組織として価値観を共有する
4.能力を開発すること
メンバに参加を促したり、メンバに「指示」するよりも「支持」し、その能力発揮に力を注ぐ
5.明確な目的意識を持ち達成しようとすること
明確な目的意識をもって、会社、社員、顧客とともに達成しようとする
6.希望を持ち続ける
組織を構成する人々の才能を熱心かつ純粋に信じる