面談時のコミュニケーション方法とは?

2015年09月16日

あなたは評価者として評価面談を行います。評価面談の目的は、上司の評価と部下が考える自分自身の評価の違いをすり合わせて、評価について部下の理解や納得を引き出すことです。

さて、効果的に部下の考え方や意見を引き出すための問いかけとして、次のうち最も相応しいものはどれでしょうか?

1

今期、あなたは目標を達成出来ませんでしたが、あなたは次期の目標を達成できますか?

2

来期の目標は今期の目標よりも下げたほうがいいですよね?

3

評価結果と照らし合わせて今期の行動で最も良かった行動と悪かった行動はどのようなものですか?

4

目標達成意識がそもそも低いのではないのですか?

A
3
評価結果と照らし合わせて今期の行動で最も良かった行動と悪かった行動はどのようなものですか?

効果的に考えや発言を引き出す問いかけの方法として、「オープンクエスチョン」「クローズクエスチョン」があります。
オープンクエスチョンとは、自由に回答できる質問や仮説を投げかけるなどして、相手の答えに広がりを持たせる方法です。
クローズクエスチョンとは、ストレートに答えを問う方法であり、Yes/Noを問うような質問です。相手の理解を確かめたり、自身の認識を広く確認するために有効な質問といえます。

今回のような状況の場合、評価面談で自身の認識を広く確認し、被評価者である部下から考えを引き出す必要があるため、オープンクエスチョンを使うべきと考えられます。

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